8期生 卒塾式後の感想集 ①

9期生を絶賛募集中のイノベーション・キュレーター塾。今年2月に卒塾した8期生の卒塾式後の感想等をこちらで紹介していきます。

・日々の仕事や生活の中でモヤモヤを感じている人
・社会課題に直面している人
・自分一人ではなく、仲間と共に、社会を変えたいと思う方
・SDGsに取り組めと言われているけど、何をしていいのかわからない人
・多様な考え方を身につけ、社会や会社に活かしたいと思っている人
・子育て中だけど社会との繋がりを持ちたい、新しいコミュニティで学びたい人などなど、様々な方にご参加いただきたいと 思っております!

※皆さんの職業は在塾時の情報


 

井上さゆりさん((有)リファレンス代表取締役)

Q.塾全体を総括していかがでしたか?

社会課題は探さなくても、仕事やプライベートで関わる中にあるということに気づきました。塾期間中にストロングルーツをたどり、自らの課題や生き方を見つめることができ、キュレーターとしての行動指針が明確になりました。

ただ、子どもの貧困、虐待やネグレクトなどの問題解決のためのプランは未完成のままです。社会課題を解決し社会的インパクトを生み出すまでの計画を作成し実行できたらと思っています。

Q. 入塾前と比較して、進化したこと、変化したなと感じていることを教えてください。

週末里親やボランティアグループへの積極的な関りを持つ行動に移せたことは大きな変化だと思っています。もっと思考と行動の両方のレベルを上げて本質を価値に変える行動を取っていく必要があるなと感じています。

Q.塾期間でよかったことを教えください。
心理的に安心・安全な場(塾)という点がとても心地よかったです。そういう場だから卒塾したくないという思いが強かったのかもしれません。また、応援しあえる仲間(同期・卒塾生)が出来たということが一番嬉しくとても心強いです。


 

安部信太郎さん(株式会社アグティ カーテン事業部)

Q.卒塾式の感想教えてください。

発表が1番で前で話している想像ができなくて、緊張しました。市長の前で私の考えたマイプロジェクトを発表する事になり最後にはマイプロに対して直接、お言葉をいただきました。こんな経験は二度とないかと思うほどの出来事でした。
話し始めると意外に言葉が出て来たので途中からは少し落ち着いてきたのを記憶してます。

Q.入塾前と今で変化したなと感じていることを教えてください。

自分は元々人前で話したり、グループ討論など苦手意識がありました。なぜなら自分の意見は否定されるという恐怖感で支配されていたからです。生きていれば誰でも否定されたなんてあると思います。そんなちっぽけな事にやられていました。この塾で疑問に思う事を素晴らしいと思う事を素直に言葉にし、相手に伝えられるようになったと思います。この塾におられる方々がみんな人として尊敬できる素晴らしい人達だったことが大きいです。

Q.塾期間をふりかえっていかがでしたか?

塾生の仲間との9ヶ月は本当に貴重な時間でした。自分が気持ちを相手に表現するとちゃんと相手から返ってくる。何も言わず存在を消していたら誰からも見てもらえません。こんな状態は致命的だと感じるようになりました。長年動かなかった心が動きました。塾は終わりましたが、これからも前進を続けて行こうと思います。

K.Tさん(自治体職員)

Q..塾全体を総括していかがでしたか?

これまで、こんなに自分のルーツややりたいことなど自分のことを考える機会は無かったと思います。これまで歩んできた人生も経験も違う中、それぞれがマイプロを作るという同じ目標に向かって必死に考える、そういう環境が作られたとはいえ、真摯にそれぞれが自分や社会課題に向かい合う姿勢に感銘を受けました。ただ、表現はまちまち。表に出す人や内に秘める人、いろいろな特性のある人がいるなと思いました。必死や一生懸命な姿は、やはり応援したくなります。50歳になり節目でもあるため、みなさんに負けないように、置いてかれないように自分のペースで前に進んでいきたいです。

Q.入塾前と現在のご自身を比較して、進化したこと、または変化したなと感じていることを具体的に教えてください。

もともと、プライベートでは人との関わりを持つことを避けてきて、思い切って入塾しましたが、少しは心のパンツが脱げたのかなと思います。当初、自分の立場とかを気にして、発言を躊躇したり、気にしたりと楽しめていない自分がいましたが、最後のほうは、気にしない訳ではありませんが、思い切って発言できるようになったような気がします。内容はまだまだで、もっと俯瞰して見たり、キュレーターとして寄り添うスキルは必要ですが、仕事でも意識して俯瞰して見るよう出来るようになったと思っています。


 

大澤卓さん(メーカー勤務)

Q.卒塾式を迎えた感想教えてください。

卒塾式の最終発表に向けて、塾以外にもいろいろな方の意見をもらうことができ、その中には示唆に富んだものがありました。他の塾生の発表からも刺激を受けました。

Q.塾でのゲストスピーカーの話の中で印象に残っていることを教えてください

ゲストスピーカーの方からは毎回、学びがありました。 特に、非営利株式会社eumo の代表で共感資本社会の実現を目指す新井さんの巻き込み力を目にして、創りたい未来の志が高く、利他の心があれば誰かが支援してくれるという事を感じ、心が軽くなったことが思い出されます。どのゲストスピーカーも超一流だと思います。塾長や塾生の質問で、そんな方に直接質問できて対話できるのも本当に貴重な機会でした。特に現場で活動している方の言葉には、自分では経験したことのないような気付きがありました。

Q.塾を総括して卒塾後の展望を教えてください。

塾では、様々な困り事を、自身の課題として捉え、活動を続ける講師の方々と直接話す機会がありました。困り事は、本来誰にもありますが、それに気付くか、行動するかは、自分の身を何処に置くかに大きく左右されます。私の場合は、課題と捉えていたことを、講師や、塾長、卒業生、同期とやり取りする中で、解像度を上げていくという機会に恵まれました。卒塾後は、伝統工芸と福祉の連携(伝福連携)というプロジェクトを考えています。今後も塾関連の皆さんに話をする中で、やらざるを得ない状況に自分を追い込む形ですすめたいと思っています。

小野寺 亮太さん(京都市役所)

Q. 卒塾式をふりかえっていかがでしたか?

最後卒塾式に向けて、まとめて行く中で加速度的に整理できた部分ともっともっと深ぼっていく必要のある両方がありました。一旦自分の中で腹落ちしたことをまとめて発表しましたが、本当にこれからが本番だと感じています。卒塾式で、塾生のみんなが自身の本当にやりたいことを話している時の皆さんの顔が素敵で最高でした!心からやりたいと思えることをやることの大切さ、意義や意味なんかは後からついて来るような気がしています。まずは自分の気持ちに正直になることが大切だと気づきました。

Q.入塾前とご自身を比較して、進化したこと、変化したなと感じていることを教えてください。

課題の捉え方、本質を見極めること、俯瞰してみること、視座を上げること、感覚的な要素や経験値が大きい部分もあるなと思いましたが、考え方やアプローチ方法がなんとなく分かってきたのが何よりも大きいです。あとは、自分自身を見つめ直すことができたことです。やりたいことやチャレンジしたいことはこれまでにたくさんありました。ただ単に好きでやっているような感じでした。でもそれなぜやるのか?ということを周囲にうまく説明できない時も多くありました。塾を通じて、考えが深まりました。

自分はなぜこれをやりたいんだ?何にこだわっているんだ?何が熱源になっているのか?自分と対話、他人と対話することで、深まっていきました。まだまだ道半ばですが、目的を言語化する努力をするようになりました。まさに体質が変わった気がします。


DAY1はアドバイザーでもある大室先生のお話し

ここまでお読みいただきありがとうございました。

イノベーション・キュレーター塾では、今、日本で、地球規模でどんなことがおこっているのか、多様なゲストにお話しいただいており、受講生の方からは、「視野が拡がった」「世の中の見方が変わった」と毎年感想に頂いています。

単なるインプット型ではなく、塾生自身も「マイプロジェクト」を通じてアクションし続けることで、相対的に学びの効果がグンと上がるのも特徴です。ご興味を持ってくださった方は、ぜひご参加ください!

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