京都ブランド推進連絡協議会主催-顧客や地域と共に育む「京都ブランド」― KYOTO Next Award イベントレポート

京都ブランドって何?ってところから、始まった・・・

2024年12月、京都ブランド推進連絡協議会が主催する「ソーシャル×ブランド ミートアップ」が開催されました。本イベントは、「顧客や地域と共に育てるブランド」という理念のもと、KYOTO Next Award の応募者発掘と、地域ブランド振興の基盤づくりを目的に企画されたものです。多彩な業種・職種の参加者が一堂に会し、互いの知見を交換しながら、次の一歩に繋がる具体的な行動アイデアを生み出しました。当協会では、後半のワークショップを担当。その様子をレポートします。

※イノベーション・キュレーターの2期生江藤慎介さんがメインファシリを担当しました

【主要プロジェクトメンバー】江藤慎介(2期)山本幸治(7期)小笠原知広(3期)島田順一(3期)小野寺亮太(8期)藤田始史(5期)青木菜茄(5期)松井滋(5期)片桐直哉(6期)大澤卓(8期)南部明子(5期)米村真悟(5期)阪本純子(1期)村上草太(1期)原史明 (3期)中田俊(3期)他、イベント参加のイノベーション・キュレーターもサポート

対話から生まれる新しいつながり

今回のイベントの大きな特徴は、第1部の学びを活かしたグループワーク形式を採用したことです。事前に、卒塾生であるイノベーション・キュレーターの中から、16名のファシリテーションメンバーに集まりました。事前打ち合わせでは、ブランドって何?このゴールって何だろう?目指したいところは????「結局ここでいうブランド(やブランディング)とは何なのか」を話し合い。業種や職種が重ならないように編成された各グループには1名ずつのキュレーターが配置され、初対面同士でも安心して意見交換できる環境を整えました。

参加者は事前ワークシートを用いて自社や地域の課題、ブランドの方向性について整理。短時間でもアウトプットを意識した組み立てにより、効率的かつ深い対話が生まれ、「地域や顧客とともに成長するブランドづくり」に向けた新たな視点やアイデアが次々と共有されました。

ファシリテーションの工夫 ― アウトプット志向の場づくり

ファシリテーターとしては、単なる意見交換に留まらず、「次の行動に繋がる気づき」を引き出すこと。対話の進行はキュレーターならではの工夫が。

  • 短時間で成果を出す:発言のきっかけとなる質問やテーマを明確化
  • 参加者同士の相互理解を促進:背景や価値観の違いを尊重するルールづくり
  • 次の一歩を明確に:最後に各グループで具体的なアクション案を整理⇒アウトプットをしてもらう

事前打ち合わせからの工夫により、初参加者や異業種の交流に不慣れな方でも積極的に意見を出しやすくなり、会場全体に活気を広げれたと思います。

フィードバックの可視化 ― 次のアクションへ

イベント後には、各グループでの対話内容や課題をまとめたフィードバックシートを作成。これにより、当日の議論が単なる「一度きりの出会い」に終わらず、次の取り組みに活かせる知見として共有可能に。このシートをもとに事務局側が、継続的なブランド価値の向上に向けた支援に活用していただけるようまとめました。

会場に広がるキュレーター・ネットワーク

ファシリテーター16名に加え、運営スタッフや一般参加者にも5名のイノベーション・キュレーターが参加しており、会場には20名以上のキュレーターが集結しました。多様な業界・立場を持つキュレーターが企業との対話をリードし、潜在的な強みや課題を引き出すことで、参加者同士の理解とつながりが一層深まりました。

ブランドづくりは、企業だけでなく地域や顧客と共に歩む長期的なプロセスです。今回のイベントでは、参加者が互いの経験や知恵を持ち寄り、「共創」によってブランドを育てる可能性を示しました。KYOTO Next Award は、こうした対話とつながりから生まれる新しいブランドの芽を見つけ、イノベーション・キュレーターとしても、今後のアワードへの応募も促していくための伴走をすることになっています。

(報告:イノベーション・キュレーター 阪本純子)

主催:京都ブランド推進連絡協議会

運営:一般社団法人 イノベーション・キュレーター協会