キュレーター塾について、5期生の皆さんに聞きました。

社会にインパクトを与えるイノベーターと、その支援者を育成するために、2015年にスタートしたイノベーション・キュレーター塾。

卒塾式には「さみしい!」という声も聞かれましたが、そこで終わりではありません。これからもそれぞれのマイプロジェクトは続きます。塾生同士のコラボ企画や、より自主的にいろいろな企画が立ち上がって、さらに関係性が強まっています。キュレーター塾について、5期生の皆さんに聞きました。今後、入塾を検討される方に、入塾申込前のご参考にしていただけたらと思います。

米村 真悟さん(特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール所属)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

社会のことを、あお臭く真剣に議論できる仲間がいることです。特に、私の塾期間中は、新型コロナウィルスの蔓延に伴い、生活様式が変わり、次の社会構造への移り変わりを体感する時でした。そんな時に、大室先生、高津塾長はじめ塾生の皆さんと次の社会はどうなるのか?何が大事になるのか?を議論できたことは災害時の大変な時でしたが、とても貴重な時間でした。

Q:入塾してからの変化はありましたか?

今の仕事に対する向き合い方が変わり、組織の中で自分らしさを出せる機会が圧倒的に増えました。これは、塾期間中のストロングルーツの掘り下げや、過去の体験で懲り固まっていた自分の固定概念を取り除けたことが大きかったと思います。

Q:そのほか心に残っていることを教えてください!

これまで自分が抱えていたコンプレックスの一つを塾中に打ち明けられたことです。そして、ありのままの自分を知ってもらっている塾生の皆さんからは、暖かいフィードバックを頂き、コンプレックスだと思っていたことがコンプレックスにならないことを気づけました。一つの自分の中の固定概念の枠を取り除けた機会として大きな出来事でした。

田川 恵子さん(Accessシステム&Webデザイン工房 つむぎ 代表)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

様々な人々との出会いと学びのコラボレーション!
道の先を歩まれている方々との出会いやお話しは、本当に刺激的で私も行動あるのみ!って改めて心に勇気をいただきました。

Q:入塾してからのご自身の変化について教えてください。

自分が目指しているミッションに出会えました。心に負荷を負った児童養護施設卒園生と共に手をつなぎ、笑顔になる場づくりというミッション。これは自身の過去の痛みを昇華した財産から出会えました。明確に歩むべき道の1つを見つけられました。感謝しています。

Q:そのほか心に残っていること、どんなことがありますか?

様々なゲスト講師の方々からの学び、そして大室先生からの哲学的な学び、高津塾長のポジティブさ!すべてが学びであり、尊敬できる方々との出会いは宝物です。一番印象に残っているのは、大室先生、高津塾長からアドバイスいただける場。自分の内面に徹底的に向き合うことになったので(笑)。すごく想い出深いです。

長谷川 裕さん(エールエイド株式会社 小規模保育小規模保育事業所 ぽにぃ保育園 理事長・園長)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

「人との出会い」これにつきます。多彩なゲストスピーカーからは、まさに最前線で活躍されているエネルギーを実感できますし、同期の塾生からは、同じ目線での悩み、気付きをもらいました。まさに今挑戦している人の背中に触れることで、自分の道が見えてきたような気がします。

Q:入塾してからの変化はありましたか?

こんなこと聞かないでください!あるに決まってます!一番変わったのは見えている世界ですね。極端な言い方をすれば、そこに空き缶が落ちていることに気がついた、みたいな。

Q:心に残っていることを教えてください!

個人的には塾というより「道場」という言葉があっているように思います(笑)。やはり同期の塾生が企画してくれたお寺での日帰り合宿、大雨でしたね。自分の肩書を考えるなかで、価値観やものの見方の癖など知ることができました。

松井 滋さん(製造メーカー勤務)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

「しなやかで、やさしく、でも内観はしっかり」
塾で出会ったゲストスピーカーや卒塾生、そして塾に対する私のイメージがこれなんです。約10カ月の期間、本当の自分と対峙し、本気で向き合える社会課題を見つけ、その解決に向けて身の丈から少しだけ背伸びした実践を重ねていく。ゲストスピーカーの生き方に心から震えることで、塾生同志で相互研鑽することで、こんなイメージに近づくことができる。少しでも”自分を変えたい”と思ってる人に、こんな魅力的な塾なんて他に無いと思いますよ!

Q:入塾してからの変化はありましたか?

「実現したい未来が少しずつ描けてきました」
と書くと、”お前、政治家志望やったっけ?”と突っ込まれそうですが。でも、違うんです。”実現したい未来”って、誰もが描けるんです。描くことによって、社会や組織やコミュニティの中の自分を俯瞰できるようになったり、迷った時に立ち返れる自分固有の判断軸を持てるようになりました。特に自分を俯瞰できると、仕事や人間関係の悩みに対しても、主観・客観をうまく織り交ぜることで対処でき、以前より精神的に落ち着いた気もします(笑)。

Q:心に残っていることなど

「良い答を探すのではなく、良い問いを立てなさい」という言葉です。
我々IC塾5期生を待ち構えていたのはコロナです。VUCAは勉強したキーワードの一つですが、まさか自分の半径数メートルでVUCAが現実になるとは。。。日々変化する世界では、誰も問いを立ててくれません。自分も良い問いを立てることはできませんが、先の見えない世界では、”問いが先行するんだ”、と身をもって体験できましたし、これだけでも入塾してよかったな、と思っています。 

須藤 快さん(金融機関)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

様々なバックグラウンドを持った方々とお会いし、意見交換をするなかで多くの刺激を受けられることが最大の魅力だと思います。

Q:入塾してからの変化はありましたか?

ゲストスピーカーや塾生の方々それぞれの「実現したい未来」やそう考えるに至った背景は本当に様々で、考え方の多様性を再認識するとともに、知らず知らずのうちに自分自身の思考が「枠」にはまっていたことに気付かされ、日常でもそれを意識するようになりました。

青木 菜茄さん(TERA Energy株式会社)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

様々な分野のユニークなゲスト講師の「目から鱗」のお話を伺えることや、自身の実践ワークを進める中で、高津塾長や共に学ぶ塾生からの本質的な質疑応答を繰り返す中でこれまた「目から鱗」の体験をできることはとても刺激的でした。

Q:入塾してからの変化はありましたか?

本当に自分がしたいことは何なのか。働き方や生き方を問い直す機会がたくさんありました。「そもそも何が問題?」「何のために?」など俯瞰して問いを抱くようになり、視野が広がったような気がします。

Q:塾期間中で心に残っていることを教えて下さい。

ストロングルーツを探っていくことで、自分自身は欠点だと思っていたことが強みであると共に学ぶ塾生が認識させてくれたことです。大切な自分の軸となりました。

南部 明子さん(人材派遣会社)

Q:イノベーション・キュレーター塾の魅力は?

・毎回驚きや感動をもたらしてくれる講師陣
・自身の内面を掘り下げて個人毎プロジェクトを進められる
・素晴らしい仲間に出会える

Q:入塾してからの変化はありましたか?

人の気持ちに寄り添う事が少しは出来るようになった。学び続けようと思えるようになった。

Q:塾期間中で心に残っていることを教えて下さい。

最終課題前、オンラインのブラッシュアップ会で号泣したこと。何でか興味あったら聞いてください(笑)。

最後までお読みいただきありがとうございます。キュレーター塾は、毎年夏に塾生を募集しています。

詳しくは、ホームページをご覧下さい。

https://ic-kyokai.com/